三池港に積み上げられたには輸入炭三池港に積み上げられた輸入炭
三井三池炭鉱
月が出た出た月が出た、ウチのお山の上に出た・・・と炭鉱節に唄 われた宮浦鉱大煙突。三池炭鉱は日本産業史・労働史において巨大な存在である。もちろん、かつてはエネルギーの供給源として巨大な存在であり続けた。しか し今日、三池の港には輸入石炭が積み上げられ、石炭産業は産業史の中で語られるようになった。炭塵爆発事故・炭鉱争議・外国人労働者への待遇・囚人の徴用 など、産業史を暗い記述で埋めている日本屈指の炭鉱であるのだ。しかしそのような中でいち早く忘れ去られようとしているのが、日本の産業史に残した偉大な 業績であろう。炭鉱争議の終結において日本のエネルギー政策を転換させ、自らの未来を閉ざした"罪"の暗さにかくれてしまった、巨人"三池炭鉱"を再評価 することが必要ではないだろうか。

概略地図
概略地図
三井三池炭鉱は福岡県大牟田市と熊本県荒尾市にまたがる一帯に点在する 炭坑の総称である。
宮浦鉱では大煙突を、宮原鉱・万田鉱は現在でも立坑櫓(たてこうやぐら)を見ることができる。
それらの炭坑は三井三池鉄道で結ばれ、採掘された石炭は三池港に終結して船積みされた。
現在操業している炭坑はないが、三井三池鉄道は貨物輸送を継続(一部は廃止)しているし、
三池港は福岡県の港湾設備として産業港の地位を保っている。
しかし巨大産業を失った地域はその落差から立ち直りきれていない印象を受ける。


なお、宮浦坑跡は現在「石炭記念公園」となっているほか、
三池港近くには「石炭産業科学館」が設置されていて、三池炭坑の歴史を知るのに好都合である。

 
宮浦鉱 宮浦坑と石炭記念公園
宮原坑 宮原鉱(立坑)
万田坑 万田鉱(立坑)
三池港他 慰霊塔、三池鉄道跡、三池港付近

Create: 2002.12.08 Update:2007.06.03
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